The 1st Meeting of Japan Orthoptic Vision Society

日時

会場

2019年 2月23日 (土)

13:00~18:20

横浜シンポジア

〒231-0023神奈川県横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル9F

第1回 JOVS研究会は、無事盛会裏に終了いたしました。

多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました。

ご参加いただきました皆様方、関係各位に心より感謝申し上げます。

The 1st Meeting of Japan Orthoptic Vision Society

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講演 Ⅰ. Introduction  ~JOVSのビジョン~

半田 知也 (北里大学)

1998年     川崎医療福祉大学 医療技術学部 卒業

2004年     北里大学大学院 医療系研究科 修了(博士医学)

2004年     北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学 助手

2005年     北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学 講師

2013年     北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学 准教授

2016年     北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学 教授

 Visual Functionの専門家であるOrthoptistには,自らが気づけていないが,社会から必要とされる活動分野の可能性がいたるところに広がっています。そのためには多様な仲間と連携する機会を得ると共に,自らが能動的に課題を発見する力を培っていく必要があると考えます。組織・立場・地域・職種の枠を超えて,多様な参加者と対話することで,JOVS(日本両眼視矯正研究会)のミッションとビジョンについて本会に参加された皆様と共に考えたいと思います。Orthopticsの潜在力に未来への挑戦力を!

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特別講演. スポーツ医学とは? 〜日本のスポーツ医学の現状〜

山田 慎

(亀田総合病院 スポーツ医学科)

2003年 東京医科大学 卒業
2003年 沖縄県立中部病院 初期研修医
2005年 沖縄県立中部病院 後期研修医
2007年 沖縄県立中部病院 整形外科嘱託医
2008年 沖縄県離島医療組合公立久米島病院 (整形外科・外科)
2010年 医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンタ− スポーツ医学科 医員
2011年 医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンタ− スポーツ医学科 医長
2012年 医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンタ− スポーツ医学科 部長代理
2016年 IOC Diploma of Sports Medicine 取得
【チームドクター活動】

 東北楽天ゴールデンイーグルスチームドクター
 明治学院大学体育会アメリカンフットボール部 チームドクター
 都立富士高校アメリカンフットボール部チームドクター

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、日本国内でのスポーツは大きな盛り上がりをみせている。それに伴い、スポーツ医学への世論からの関心も、これまでに見られないほど強くなっていることを、スポーツ医療に携わる立場として強く感じている。しかしながら、「スポーツ医学とは・・?」と問われると、一言で答える事は難しい。それは、アスリートのケアやパフォーマンス向上のようなスポーツ界からの多種多様な医学的需要もあれば、逆に一般診療において健康に対して必要とされるスポーツへの需要もある。あらゆる側面から、あらゆる分野において、スポーツに関わる医学の総称がスポーツ医学であり、その範囲は非常に広くなっているからである。今回は、日本国内で、現在どのようなスポーツ医療の職種や資格が存在し、実際に現場ではどのように機能しているのかを紹介し、その中で、視覚機能療法がスポーツ医学にもたらす可能性についても考えてみたい。

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招待講演.

ライフル射撃競技ピストル種目における見え方改善の取り組みとは?

北嶋 那実子

(ライフル射撃競技ピストル種目 H30年度JOC強化指定)

2008年 皇宮警察本部
2017年 CLIMB Factory 現:株式会社エムティーアイ)
2018年 aiwell株式会社
2019年 チキンワークス白金

 1984年、福岡県生まれ広島県(福山市)育ち。ライフル射撃競技、種目は10mエアピストルと25mピストル。2010年に警察(皇宮警察本部所属)で射撃競技を始め、同年全国警察大会で準優勝、2011年から2017年まで警察庁特別講習生に指名を受ける。2013年〜2016年まではJOCのオリンピック強化指定選手に認定。2013年、全日本ライフル射撃競技選手権大会でエアピストル種目のファイナル日本新記録で選手権証/1位を獲得。2014年〜2016年ナショナルチームに指名。2015年、チャンウォンで行われたワールドカップにはMQSで出場。2016年、長崎国体にて東京都優勝に貢献、個人第3位。同年の全日本ライフル射撃選手権大会で準優勝、東日本ライフル射撃競技選手権優勝の成績をおさめる。2017年警察からCLIMB Factoryへ転職。2018年にJOC指定強化に再度認定を受け、aiwell株式会社へ転籍後、現在はチキンワークス白金に所属を変え東京オリンピック出場、メダル獲得を目指す。

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講演Ⅱ. Orthopticsと屈折矯正

1. 白内障術後 ─広い明視域を獲得するために─

  FEST法を使った多焦点眼内レンズ選択のコツ

渋谷 恵理 (金沢医科大学病院)

2004年 新潟医療技術専門学校 卒業
2004年 金沢医科大学病院 勤務
2013年 金沢医科大学病院   心身機能回復技術部門 主任就任

 白内障手術は矯正視力の向上を目的とするだけではなく、患者の望む裸眼視力の獲得により高い満足度を得ることができる屈折矯正手術の意味合いが強くなった。これは術前検査の精度および眼内レンズ(IOL)度数計算式の精度向上、手術機器および小切開超音波手術の進歩、非球面・トーリック・多焦点などの付加価値IOLの登場などが理由に挙げられる。
 多焦点IOLは従来の近方重視の二焦点IOLに加え、中間~遠方重視の二焦点IOL、トーリック機能付、焦点深度拡張型、国内未承認ではあるが三焦点IOLなど、近年その選択肢は急激に増えており、患者だけでなく我々自身もその選択に迷うことが多くなっている。重要なことは両眼で出来るだけ広い明視域(患者の希望する距離)と高いコントラストが得られることであり、両眼に近方加入度数が異なる二焦点IOL、焦点深度拡張型IOLでのマイクロモノビジョン、片眼に焦点深度拡張型IOL、他眼に二焦点IOLを挿入するmixed EDOFなど、使用可能な多焦点IOLを組み合わせることがポイントとなる。
 焦点深度拡張型の使用頻度が著しく高くなってきたため、当院ではFellow-Eye Self-Turning(FEST)法を用いて多焦点IOLの組み合わせを決定している。FEST法は第1眼(優位眼)に焦点深度拡張型IOLを挿入した場合、術後に全距離視力を測定し見え方を確認してもらい、第2眼(非優位眼)に挿入する多焦点IOLを決定する方法である。FEST法を用いる利点は同一症例では左右眼の瞳孔径、高次収差、網膜機能などに差がないことが多いため、第1眼で患者自身に全距離の見え方を正視、-0.5D、-0.75Dなど様々な屈折状態で確認してもらい高い精度で第2眼のIOLを決定できる。患者だけでなく検者側も自信をもって第2眼の多焦点IOL選択を決定できるため、極めて有用である。
 本講演ではFEST法を使ったIOL選択のコツを中心に、高い患者満足度を得るための多焦点IOL選択のポイントについて紹介する。

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講演Ⅱ. Orthopticsと屈折矯正

2. 両眼開放から始まる ─interesting discovery─

杉浦澄和 (刈谷豊田総合病院)

2003年 東海医療工学専門学校 卒業
  同年 刈谷豊田総合病院 入職

 近年、眼科領域において様々な検査が両眼開放下で行われるべく検査機械が研究・開発されています。両眼開放下で検査をすることは、日常視にもっとも近い条件下での機能評価が可能であると考えられます。
 従来、視力検査は片眼遮閉下で行われ評価されているが、日常視に近い両眼開放下で片眼視力測定をすることが望ましいことは周知されています。その要因としては片眼遮閉をすることにより検査眼の瞳孔散大、最小錯乱円の増大、自覚的屈折値の近視化といった光学的要因が視力測定に強く影響し、本来の視力評価をする上で阻害要素となっていることが考えられます。このことは通常瞳孔径の大きい小児で特に意識する必要があります。また、弱視においては眼間抑制が両眼開放下片眼視力に影響することも周知されています。
 今回の講演では当院での両眼開放下の研究をもとに、治療中の弱視眼において多少の知見が得られたのでご報告させていただきたいと思います。

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講演Ⅱ. Orthopticsと屈折矯正

3. 弱視治療の文献的考察 ─片眼遮閉と両眼開放─

岩田 遥 (北里大学)

2014年 北里大学 医療衛生学部 視覚機能療法学専攻 卒業
2016年 北里大学大学院 修士課程 医療系研究科  視覚情報科学 修了
2016年 北里大学大学院 博士課程 医療系研究科  入学
2017年 北里大学 医療衛生学部 助教

 弱視治療は完全屈折矯正眼鏡の装用に加え、各種遮閉具(主にアイパッチ)を用いる遮閉法が長年に渡り、ゴールドスタンダードとして行われてきた。一方近年、映像技術の発展に伴い、両眼開放下の弱視訓練装置が数多く開発されている。両眼開放下の弱視訓練装置には偏光や赤緑、また鏡筒などを用いた様々な両眼分離手法が取られており、また視覚刺激も弱視眼のみの視標呈示であるものや、健眼のコントラストを低下させるものなど、様々なアプローチが提案されている。今回はこれらの弱視訓練装置の有用性や有効性について文献的に考察し、報告する。また、本邦では両眼開放下の弱視訓練装置としてOcclu-padが用いられているが、貸出と通院の比較や、弱視訓練時間の分散効果など、最新の見解についても併せて報告する。

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講演Ⅱ. Orthopticsと屈折矯正

4. 神経眼科とOCT ─視機能障害と網膜の構造変化─

後藤克聡 (川崎医科大学附属病院)

2004年 川崎医療福祉大学 医療技術学部感覚矯正学科 卒業
2006年 川崎医療福祉大学大学院 医療技術学研究科修士課程感覚矯正学専攻 修了
2006年 川崎医科大学附属病院 勤務
2011年 川崎医療福祉大学 非常勤講師
2016年 川崎医療福祉大学大学院 医療技術学研究科博士課程感覚矯正学専攻 修了

 視能矯正は視覚に由来する機能の損失を“診断”・“矯正”することを意味する。矯正するためには、「ぼやける・歪み・二重に見える・見えない部分がある」などの視機能障害を検査によって明らかにし、診断につながる原因を特定する必要がある。視覚および視機能を評価することは、入力・統合・出力の情報処理過程を経た機能を包括評価することにつながる。
 神経眼科領域における評価・診断ツールとしては、視力や視野などの視機能検査、MRIなどの頭部画像検査、電気生理検査や血液検査など多岐にわたる。神経眼科疾患では、これらの各検査所見を総合的に評価して診断する必要がある。さらに、眼底イメージングとしてルーティン検査となっている光干渉断層計(OCT)は、網膜の層構造を簡便かつ容易に観察することができ、多くの情報が得られる。視機能障害と網膜の構造変化についての基本的な知識があれば、OCTは神経眼科領域において非常に有用な検査となる。
 本講演では、神経眼科疾患における評価・診断につながるOCTの活用方法、視機能と構造の関連について症例を呈示しながら解説したい。そして、神経眼科におけるOCTを身近に感じることで、明日からの臨床に役立つ話となれば幸いである。

イブニングセミナー 

共催 : ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

コンタクトレンズ(CL)装用者急増の契機とされる、使い捨てソフトコンタクトレンズ(SCL)の発売から、そろそろ30年が経とうとしています。当時10代でCL装用を始めた方も、いまや老視を意識する年代に入ってきました。こうした方々は、若いころからCLに馴染んでいますので、老視世代に入っても、「老眼鏡は老けて見られるので、できるだけ使いたくない。できればずっとCLを使い続けたいし、年をとってもおしゃれでいたい」というニーズが非常に強いようです。
 このニーズを満たすべく、近年、様々な遠近両用CLが開発・発売されています。
 そして、光学デザインのねらいの違いにより、各社の遠近両用CLの“見える仕組み”は、大きく異なり、したがってその長所や留意点もそれぞれ異なってきます。
 最近では、ワンデー アキュビュー® モイスト® マルチフォーカル のように、瞳孔径の加齢変化を考慮したユニークな光学デザインを有する遠近両用CLも開発されています。
 より一般的な、瞳孔径を考慮していない同心円型の場合、加齢とともに瞳孔径は小さくなるため、高齢な方であるほどレンズの周辺を通る光線は遮られるおそれがあり、十分な累進屈折の効果を発揮できないことも懸念されます。つまり、瞳孔径の加齢変化を考慮して最適に設計されたコンタクトレンズでは、より良好な累進屈折効果を得られる可能性が高いと考えます。
 光学デザインが多様化した遠近両用コンタクトレンズにおいては、その恩恵を最大限得るために、その光学的な特徴を把握し、そのレンズに適した矯正手順も求められます。そこで、本セミナーでは、川守田拓志先生および高橋慎也先生ご登壇いただき、ワンデー アキュビュー® モイスト® マルチフォーカル をはじめとする各社の遠近両用コンタクトレンズの光学デザインの特徴とねらいから、見える仕組み、レンズに適した矯正手順と工夫まで、直感的にご理解いただけるようにわかりやすく解説していただきます。

横浜シンポジア​

〒231-0023神奈川県横浜市中区山下町2番地産業貿易センタービル9F

電車をご利用の場合

日本大通り駅(みなとみらい線)3番出口徒歩5分

関内駅(JR、市営地下鉄)     徒歩15分 タクシー5分

石川町駅から(JR)     徒歩15分 タクシー5分

新幹線をご利用の場合

新横浜駅よりJRで横浜駅・桜木町駅・関内駅・石川町駅まで約11分~16分
市営地下鉄で横浜駅・桜木町駅・関内駅まで約11分~16分

飛行機をご利用の場合
羽田空港より横浜駅へ京急バスで約30分
羽田空港より京浜急行線で約35分
成田空港より横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)までリムジンバスで約90分
成田空港より横浜駅までJR成田エクスプレスで約90分

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